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「信頼感」の感じられる声ってどんな声?

こんにちは。コエ・テラス代表でアナウンサーの牟田祥子です。

少し前になりますが、モニターさん向けのイベント
「信頼感のある声」づくり体験レッスンを開きました。

タイトルの「信頼感のある声」を読んで、
パっと「こんな声だよね!」と思い浮かんだ方、いますか?
参加者の皆さんも、「信頼感」てどういうものだろう・・・
と考えるところで思考がストップしている感じがしました。

それはそのはず。
だって、信頼感って、どんなところに感じるのかは人それぞれですからね!
あなたは、どう思われますか?

これまで「声」にまつわる様々な希望、要望、をお聞きするなかで
「信頼感のある声でありたい」という気持ちを持っている方が
少なからずいる、と感じます。
なので、私も、そこ(信頼感の感じられる声)を探求したくて、
今回のイベントを考えるにあたり私なりの考えをまとめてみました。

私が20年以上話す仕事をするなかで感じるのは、

1)話し手の『包み込むような優しさ』があること
2)話し手の『自信』が感じられること
3)聞き手に負担感のない声であること

この3点は外せないな、ということです。

1つ目と2つ目は、
感覚的には、相手を受け入れる、ゆったりしたさざ波があるような海を感じさせるような。
初めて聞く相手も、安心するような。

3つ目は、相手が「聞かなくちゃ」と努力せずとも、自然と耳に届く心地よい声であること。

うーん。この説明で伝わるでしょうか?

上記3点を叶えられる声でいるには、自身の仕事への向き合い方、相手への気持ちの在り方も
とても大事になってきますが、ボイストレーニング的な観点でいうと、

・腹式呼吸で、発声するための息をコントロールできること
・腹式呼吸に、声を乗せられること

ここが出来るようになると、
3点を感じられる声=信頼感が感じられる声に近づけるのでは?
と考えています。

体験レッスンでも、そんなことをお伝えしました。

あなたは、どんな声なら「信頼感を感じる」と思いますか?

ボイストレーニングって、ほんと地味なんですよ。
しかも、歌のためのボイトレではなくて、喋りのためのボイトレは
私が言うのもなんですが、
「正直、やらなくても困らない」人が多いのかななんて思います。

けれど!
声磨きは、確実に、自己肯定感を上げてくれるものだし
仕事や人間関係なども良くなる元となると感じます。

どんな道も、日々の積み重ね。
良い声は、1日にしてならず、です。

今後も、声磨き、話し方磨きの大切さをお伝えしていきます。

#話し方
#アナウンサー
#発声
#滑舌

元NHKキャスター。アナウンサー歴20年。

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